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2018年10月25日

豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム

 川合から宇連ダムへ移動する。
 今年は豊川用水完成して50年、用水の源、宇連ダムは近藤寿市郎氏が昭和2年(1927年)に豊川用水計画を発表する。日中、太平洋戦争がはじまり計画は進展せず。昭和20年戦争が終わり昭和24年(1949年)国営豊川用水農業水利事業がはじまり宇連ダム工事に取り掛かった。昭和33年(1958年)宇連ダム完成する。昭和43年(1968年)豊川用水完成。
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
<堤高 65m 堰堤長 246m 重力式コンクリート 総貯水量2.911万㎥ 管理者、水資源機構>
 管理棟前着
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
説明を伺う
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム

 奥三河に降った雨をダムに蓄え必要な水量を流し大野頭首工で用水路に導入し蒲郡市、渥美半島先端、静岡県湖西市へ自然勾配にて流している。水の使われ方は農業用水70.5% 水道水23.7% 工業用水5.8%になっている。
 施設も30~50年経過すると水路のひび割れ漏水が出る事から改築に1.825億円掛かっている。環境にも配慮し工事には動植物の生態調査をし水路位置騒音夜間の照明にも気を配っている。
近藤寿市郎氏は明治3年田原市高松町生まれ、県議会議員、衆議会議員、12代豊橋市長を勤めた。県議の時、インドネシアでオランダ利水事業を見て「渥美半島の水不足解消は奥三河から導水する、豊川用水」を思い立った。当時としては膨大な計画に「ホラ吹き」と言われたが現実化した今、豊かな農業大国、生産出荷日本一は近藤氏の御蔭である。
堰堤下 発電所がある
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
 360KW 2台 放水利用
ダム表面水が20℃とすると底温度は4℃という、表面水を流す
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
 放流ゲートを覘く
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
大野頭首工で導水し渥美半島先端まで約15時間
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
 蒲郡市までは約7時間で到着する
宇連川上流へ向う
対岸に伝説がある上臈(じょうろう)岩を観る 
豊川流域圏を知る 3回の2 宇連川とダム
風がない時は湖面に映える 

 つづく

14℃ー 27℃ はれ


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