2013年09月14日
松かさが好きです
新城市四谷の「四谷千枚田」近くの大林寺で法事がありました。
大林寺の少し離れた所に御堂らしい建物があります。

開戸に松かさ(マツボックリ)がぶら下っています

地元の方に伺うと「お聖堂」と言う。
むかしむかし、ここが大林村と言われていたころ、旅僧が病に倒れ動けなくたった。
村人達は気の毒に思い小屋を建て交代で食べ物を持参看病をした。
旅僧は教養があり村人や遊びに来る子供たちに旅した各地の珍しい話をしたり禅の教えなどを説いた
「お坊さん、何が好きですか」と聞くと
「わしは、松かさが好きだ」と答えた。
話や教えを貰った村人子供は歳の数松かさを拾い輪に結び届けると軒下に吊るしていた。
子供や村人に好かれ松かさで小屋が埋れるほどだった。
教養のある僧を村では「お聖様」と呼ぶようになった。
しかし、病は治らづ重くなった。
末期を迎えたお聖様は村人の親切に感謝し「私はもう生きられない、魂は村に永遠に残す、村人の安全と健康を見守る、願い事がらる時は松かさを持参しくれ」と言い残し亡くなられた。
お聖様(おひじりさま)は聖神様として祀られ村人により大林寺の横に御堂を建て今に至っているという。
大林寺

どうして松かさが好きだったのでしょうか?
聖とは知徳がすぐれ物事の理に通じている人、徳が高い僧、と辞書にありました。
大林寺の少し離れた所に御堂らしい建物があります。
開戸に松かさ(マツボックリ)がぶら下っています
地元の方に伺うと「お聖堂」と言う。
むかしむかし、ここが大林村と言われていたころ、旅僧が病に倒れ動けなくたった。
村人達は気の毒に思い小屋を建て交代で食べ物を持参看病をした。
旅僧は教養があり村人や遊びに来る子供たちに旅した各地の珍しい話をしたり禅の教えなどを説いた
「お坊さん、何が好きですか」と聞くと
「わしは、松かさが好きだ」と答えた。
話や教えを貰った村人子供は歳の数松かさを拾い輪に結び届けると軒下に吊るしていた。
子供や村人に好かれ松かさで小屋が埋れるほどだった。
教養のある僧を村では「お聖様」と呼ぶようになった。
しかし、病は治らづ重くなった。
末期を迎えたお聖様は村人の親切に感謝し「私はもう生きられない、魂は村に永遠に残す、村人の安全と健康を見守る、願い事がらる時は松かさを持参しくれ」と言い残し亡くなられた。
お聖様(おひじりさま)は聖神様として祀られ村人により大林寺の横に御堂を建て今に至っているという。
大林寺
どうして松かさが好きだったのでしょうか?
聖とは知徳がすぐれ物事の理に通じている人、徳が高い僧、と辞書にありました。
この記事へのコメント
それぞれの村にそれぞれに伝わる伝説。
色々あるもですね。
よき伝説は、子育ての教訓や感謝の現れとなっているのでしょうね。
色々あるもですね。
よき伝説は、子育ての教訓や感謝の現れとなっているのでしょうね。
Posted by maetetu at 2013年09月14日 22:57
maetetu さん
伝説は善悪、人間の生き方を示していると想います。
伝説は善悪、人間の生き方を示していると想います。
Posted by エル
at 2013年09月15日 17:33
