2018年02月20日
設楽の黑倉田楽 農作業を舞う 2
愛知県設楽町の黑倉田楽 昨日のつづきです。
田楽は 北設楽郡史を見ると、春、農耕の準備にかかる前の予祝行事である田遊び的祭式を源とする。
花祭りもそうであるが冬の祭で復活させた盛んな生命力が秋、もたらす豊作を先取して、これからの農作業を神に祈り確信を得る呪術、より具体的農作業を克明に再現して結果を期待する。花祭りより稲作時代の祭の性格を保っている。
演目のつづき
えとくり 役所年礼
こくさ 榊の葉をもぎ取って「こがね一丁、白かね一丁、あぶらくさあぶらくさ」と唱える
こくさ踏み 藁縄を足にかけ「大足ふみもしっとり、小足ふみもしっとりしっとり」と唱える
代馬(しろうま) 代掻き馬 丸餅を棒に刺し代掻きのまねをする
種まき 米をまきつつ「ざんぶりざんぶり」と唱える
鳥追い 太鼓を持ち二人で「ありやりやが鳥追いだ、ありやりやが鳥追いだ、氏神様の鳥追いだ」と唱える
苗見 庄屋の前で、苗代を見てきた百姓が「苗が大分伸びたから田植えの雇人をしてほしい」と言うと「頼んでくれ」という
田うち 中央に太鼓 子供か行う。子守、おひつ持ち、細い棒で太鼓を打ちながら「春の長日にひんがら一日春田を打てばまんまるまえの銀の箱」と謡い回る
子供がいないため観客が参加しての田打ち
昼食時間?お櫃(おひつ)からご飯を配る
田植え 中央に太鼓、榊で「亰から下りしふじごろ稲は苗が三把(つかみ)籾(もみ)八石でよ、まんまるまえの金の箱」と謡う。
これよりの演目は屋外で行います。
演目は全27あったという。
写真と演目が合致しない気がします、了承ください。
つづく
4℃ → 15℃ 晴れ
田楽は 北設楽郡史を見ると、春、農耕の準備にかかる前の予祝行事である田遊び的祭式を源とする。
花祭りもそうであるが冬の祭で復活させた盛んな生命力が秋、もたらす豊作を先取して、これからの農作業を神に祈り確信を得る呪術、より具体的農作業を克明に再現して結果を期待する。花祭りより稲作時代の祭の性格を保っている。
演目のつづき
えとくり 役所年礼
こくさ 榊の葉をもぎ取って「こがね一丁、白かね一丁、あぶらくさあぶらくさ」と唱える
こくさ踏み 藁縄を足にかけ「大足ふみもしっとり、小足ふみもしっとりしっとり」と唱える
代馬(しろうま) 代掻き馬 丸餅を棒に刺し代掻きのまねをする
種まき 米をまきつつ「ざんぶりざんぶり」と唱える
鳥追い 太鼓を持ち二人で「ありやりやが鳥追いだ、ありやりやが鳥追いだ、氏神様の鳥追いだ」と唱える
苗見 庄屋の前で、苗代を見てきた百姓が「苗が大分伸びたから田植えの雇人をしてほしい」と言うと「頼んでくれ」という
田うち 中央に太鼓 子供か行う。子守、おひつ持ち、細い棒で太鼓を打ちながら「春の長日にひんがら一日春田を打てばまんまるまえの銀の箱」と謡い回る
子供がいないため観客が参加しての田打ち
昼食時間?お櫃(おひつ)からご飯を配る
田植え 中央に太鼓、榊で「亰から下りしふじごろ稲は苗が三把(つかみ)籾(もみ)八石でよ、まんまるまえの金の箱」と謡う。
これよりの演目は屋外で行います。
演目は全27あったという。
写真と演目が合致しない気がします、了承ください。
つづく
4℃ → 15℃ 晴れ