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生まれ育った地域のこと、訪ねて聴いて写真に撮って・・・
歴史 伝説 その他

2022年01月13日

湯呑と茶碗の破片から 2⃣

1⃣の続きになります。
 作手村で2人を殺し倅は自殺した、七郎右衛門は密かに村へ戻り知人を通して、正眼寺に自分の後始末を依頼してスド千洞「腹切り畑」で晒に意趣を書き残し立腹切り果てた。
<屋敷跡 落ちた杉葉に覆われた祠
湯呑と茶碗の破片から 2⃣
突発な出来事に村中恐怖のどん底に陥った。海老の菅沼陣屋へ知らせる。陣屋も江戸屋敷へ裁断を願う。加藤検視役が来る。村方にも非違な面があったと指摘する。七郎右衛門一族が合い果ててしまい、この上詮議して罪人を出しても無益と役人の温情あるはからいで「七郎右衛門は気違いであった」と言う事にし今後一切語る事を戒めた。
<この祠も崩れている
湯呑と茶碗の破片から 2⃣
江戸表より代官が来て再三取り調べたが村人は代官の言い含めに従い多くを語らず七郎右衛門は「狂人であった」と言う事になり3月16日村人全員の始末書を出し一人の罪人を出さず事件は落着した。
 それから41年後、元禄13年6月1日(1700年)七郎右衛門の孫が亡母と兄弟3人の菩提を弔うため正眼寺に出した書類の中に(杉山村大庄屋今泉家に宛てた控えがあって)事件の原因が書かれていた。
七郎右衛門が肝煎りで竹嶋村へ嫁がせた者を噂で離縁させて姪を嫁がせる魂胆である、と竹嶋村の嫁ぎ先女房から強く詰られた。そんな事は無いと言いったが噂の根拠、詮議した。ある日村人が集まり酒宴を催し噂の七郎右衛門を罵倒した。七郎右衛門は悪口雑口に鬱憤は日々つのり、遂に事件になった、とあった。

 文章を短縮して上手く繋がらなくたった。
 まだ、続き ます

意趣(いしゅ) 考え、意向
晒 (さらし) 今の白木綿布



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Posted by エル at 20:54
Comments(2)歴史伝説
この記事へのコメント
なんか驚きのお話ですね。
わかりやすく現代語要約、ごくろうさまです。楽しみにしてます。
Posted by とこ at 2022年01月13日 21:15
とこ さん
 私も驚いています。
文章を短く記載して内容が伝わらないのではと思っていますよ。
現代でも孤立して起きそうな事件に思います。
寒く冷たい日が続きます、コロナが盛り返してきました。気を付けたいものです。
Posted by エルエル at 2022年01月14日 12:25
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